フェイスタオル(厚手)

染料プリントタオル

染料プリントはタオル表面の糸にインクを染み込ませるプリント方法です。繊維の奥まで色が浸透するため、発色が良く吸水性の高いタオルとなります。顔料に比べ仕上がりに艶があり舗やか、タオルの風合いもそこなわず柔らかさが残ります。色落ちや変色しにくいのも特徴です。

※染料プリントでは乾燥後の後処理が必須となりプリント乾燥後、蒸してインクを生地へ定着させた後、余分なインクを洗い流しタンプラー乾燥後の縫製作業となります。

※染料プリントでは後処理が必要となりますので、加工費用・加工日数等顔料ブリントよりも必要となります。

※染料プリントでは後処理で水を使い洗うため綿製品特有の若干の縮み（加工前生地サイズから-3～5%）が起こります。

メリット

染料プリント専用のインクを使い、生地の奥まで色をしみこませます。
その為、手触りが柔らかく具合の良いタオルに仕上がります。

デメリット

インクが浸透する為、少しにじんでしまいます。細かいデザインは潰れてしまうことがあります。

顔料プリントタオル

顔料プリントはタオル表面にインクを乗せるプリント方法です。シルクスクリーンを張ったアルミ製の型枠を使用し、各色毎にプリントした後、高温で加熱乾燥しが固まると顔料インクが繊維に固着し、普段使いや洗濯をしてもインクが落ちにくくなります。インクの性質上プリント部分が若干固く仕上がりますが、細かな柄表現やハッキリとした色使い向きです。

※顔料プリントはプリント後乾燥すれば直ぐに縫製作業が可能です。

メリット

染料プリントに比べ、細かなデザインの再現ができます。一番短い納期で作れるタイプです。

デメリット

インクを生地の表面に固定させるタイプの為、 風合いは硬く感じます。 他のタイプに比べ色落ちがしやすいです。